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分科会一覧

日本遠隔医療学会分科会一覧(令和5年4月現在)

国際医療分科会

英文名称

SIG Video Remote Medical Interpreting

分科会長

瀧澤 清美

分科会長所属

特定非営利活動法人地域診療情報連携協議会

分科会連絡先

kiyomi@shin-ren.net

メンバー数

11名

目的

 在住外国人や来日外国人など、言葉の壁のある患者が安心して医療を受けられるための、啓発、臨床研究、事例収集と情報交流の活動を行う。

活動状況

2023活動状況2022活動状況

在宅見守り支援分科会

英文名称

SIG Home Telecare

分科会長

鈴木 亮二

分科会長所属

高崎健康福祉大学

分科会連絡先

suzuki-r@takasaki-u.ac.jp

メンバー数

11名

目的

 ICT を用いた在宅見守り支援を普及する方法として、「ひと」と「もの」を連携した「社会連携ユニットの構築」を提言し、在宅見守り支援の確立と普及を目指す。

活動状況

2023活動状況2022活動状況

周産期分科会

英文名称

SIG Perinatal Telemedicine

分科会長

小笠原 敏浩

分科会長所属

岩手県立二戸病院

分科会連絡先

guskobudri@icloud.com

メンバー数

13名

目的

 医療現場では実用可能なICTの開発が近年進み、遠隔医療や電子カルテネットワークはめざましい変貌を遂げてきた。その中で、周産期医療分科会は、周産期医療におけるICTの応用に関し、国内でも最新状況の調査と国際普及を目的として活動している。
 産婦人科や産科医の減少傾向は著しく、深刻な問題となっており、遠隔周産期医療や、救急搬送時における胎児モニタリングICTの利活用拡大が、周産期医療を安定的に提供するために求められている。
また、妊婦や胎児の遠隔医療の推進や、クラウド型胎児心拍計の実用例と効果測定にも取り組む。

活動状況

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睡眠遠隔医療分科会

英文名称

SIG Sleep Telemedicine

分科会長

千葉 伸太郎

分科会長所属

太田睡眠科学センター

分科会連絡先

s.chiba3387@gmail.com

メンバー数

4名

目的

 ICTを活用し、睡眠医療の診断及び治療全般のレベル向上を図り、僻地・海外を始めとする対面診療が困難な状況における遠隔医療のあり方について、多様な視点から検討および提言を行う。

活動状況

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オンラインバイタルモニタリング分科会

英文名称

SIG Guidelines for Telemonitoring Devices from Patient’s Home

分科会長

中村 昭則

分科会長所属

国立病院機構まつもと医療センター/信州大学医学部第三内科

分科会連絡先

anakamu@shinshu-u.ac.jp

メンバー数

5名

目的

1) 人工呼吸器をはじめとする医療機器は、機器情報の外部伝送や二重チェックが未だ十分にできない危機的状況がある。このため院内や在宅でのトラブルが生じ、不幸な転帰を伴う事例が増加している。この解決には、安全性を最優先し、発生アラーム情報などの外部配信を共有化するための新たなテレモニタリングシステムの開発及び運用が必須である。本委員会では、各国医療機器メーカーの協力のもと医療機器の情報をICTにより外部伝送を行うオンラインバイタルモニタリングシステムの開発と運用方法を構築し、安全性の向上と事故の軽減、医療スタッフや介護者の負担・ストレス軽減の実現を目指す。
2) 患者情報共有システムを利用している患者家族スタッフの意識調査を元にバイタルサインやその他の患者情報を有効かつ適時適切に利活用するための方策について検討を行う。

活動状況

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精神科遠隔医療分科会

英文名称

SIG Telepsychiatry

分科会長

岸本 泰士郎

分科会長所属

慶應義塾大学医学部ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座

分科会連絡先

taishiro-k@mti.biglobe.ne.jp

メンバー数

15名

目的

 診療報酬獲得を含め、日本に広くTelepsychiatryの導入を行うために、研究活動の推進、さらに社会実装を目指した活動を行う。

活動状況

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市民に遠隔医療をやさしく学んでもらう分科会

英文名称

SIG Telemedicine Education for Citizens

分科会長

大木 里美

分科会長所属

難病・障害とまちをつなぐ「RDD三鷹」

分科会連絡先

UGG96609@nifty.com

メンバー数

9名

目的

 市民に遠隔医療をやさしく学んでもらう勉強会および交流会を開催する為

活動状況

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歯科遠隔医療分科会

英文名称

SIG Teledentistry

分科会長

長縄 拓哉

分科会長所属

ムツー株式会社

分科会連絡先

tanaganawa@gmail.com

メンバー数

4名

目的

病院、高齢者施設における歯科遠隔医療サポートの実践と普及啓発。オンライン診療に対応するスタッフ(訪問看護支援協会認定 BOC プロバイダー)の育成。

活動状況

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デジタル療法・治療用アプリ分科会

英文名称

SIG Digital Therapeutics / Digital Therapy

分科会長

佐竹 晃太

分科会長所属

日本赤十字社医療センター

分科会連絡先

satake.md@gmail.com

メンバー数

8名

目的

 国内外におけるデジタル療法に関する調査、治療アプリを活用した新たな診療モデルの検討、アプリを用いた新たな臨床研究の推進やサポートを行う。

活動状況

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皮膚科遠隔医療分科会

英文名称

SIG Teledermatology

分科会長

吉崎 歩

分科会長所属

東京大学大学院 医学系研究科・医学部 皮膚科学

分科会連絡先

japanteledermatology@gmail.com

メンバー数

4名

目的

 日本においてTeledermatologyを導入、普及させるための妥当性の検証研究の推進、ガイドラインの作成等の活動を関係学会と共同で行う。

活動状況

2022活動状況

循環器における在宅医療分科会

分科会長

笠原 真悟

分科会長所属

岡山大学 心臓血管外科

分科会連絡先

m.kaya@enkakuiryou.org

メンバー数

4名

目的

 ICT を活用し、在宅において、疾患管理等に寄与できるような、医療体制の整備とオンライン診療の普及と啓蒙活動を行う。

活動状況

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遠隔ICU 分科会

英文名称

Tele-ICU SIG

分科会長

高木 俊介

分科会長所属

横浜市立大学附属病院 集中治療部

分科会連絡先

shunty5323@gmail.com

メンバー数

9名

目的

 本邦ではまだ普及が十分ではない遠隔ICUに関して、運用モデル、国内での普及実績などを学会で発信していくことで遠隔ICUの認知向上と普及推進、並びに保険収載に向けた活動をしていくことを目的とする。

活動状況

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オンライン診療分科会

英文名称

Online medicine SIG

分科会長

黒木 春郎

分科会長所属

医療法人社団嗣業の会 外房こどもクリニック

分科会連絡先

sotobo-child@healthcarenet.jp

メンバー数

12名

目的

 オンライン診療の適切な普及のための、啓発・臨床研究・事例集積と経験交流の活動を行う。

活動状況

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遠隔医療基盤分科会

英文名称

Infrastructure of Telemedicine SIG

分科会長

近藤 博史

分科会長所属

協立記念病院、日本遠隔医療協会

分科会連絡先

kondoh@tottori-u.ac.jp

メンバー数

10名

目的

 遠隔医療の基盤になる技術と規則を検討し、新たな技術による規則の見直し提言や、新たな規則からの技術の利用の提言を検討する。また、新たな技術、新たな規則の効果的、効率的な利用の促進のための広報を行なう。特に医療DXに向けて、クラウド、人工知能も含めて検討する。また、近年の状況から特にセキュリティ、特にサイバーセキュリティに注力して活動する。

活動状況

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へき地遠隔医療分科会

英文名称

SIG Rural Telemedicine

分科会長

原田 昌範

分科会長所属

山口県立総合医療センターへき地医療支援センター

分科会連絡先

masa.harada@mac.com

メンバー数

5名

目的

 へき地における遠隔医療、オンライン診療等について現状や課題を関係者で共有し、へき地医療の確保および地域包括ケアを推進につながる学術活動を実施する。

活動状況

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オンライン服薬指導分科会

英文名称

SIG Online Medication Instruction

分科会長

狭間 研至

分科会長所属

ファルメディコ株式会社

分科会連絡先

mdhazama@gmail.com

メンバー数

8名

目的

 地域包括ケアの構築に向けて、薬剤師に求められる新たな役割をICTの活用と共に検討し、多職種連携を図る。

活動状況

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テレナーシング分科会

英文名称

Telenursing SIG

分科会長

亀井 智子

分科会長所属

聖路加国際大学大学院

分科会連絡先

kamei@slcn.ac.jp

メンバー数

5名

目的

 看護職が行うテレナーシングの実践・教育・研究を確立し、普及するための調査研究、および情報発信と交流等を行う。

活動状況

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腫瘍内科遠隔医療分科会

英文名称

SIG Telemedicine in Medical Oncology

分科会長

砂川 優

分科会長所属

聖マリアンナ医科大学 臨床腫瘍学講座

分科会連絡先

y.sunakawa@marianna-u.ac.jp

メンバー数

3名

目的

 がん薬物療法におけるオンライン診療、D to D、ePRO、遠隔指導など遠隔医療の活用と普及、エビデンス創出に取り組む。

活動状況

2023活動状況2022活動状況

血液内科遠隔医療分科会

英文名称

SIG Remote Hematology

分科会長

西川 彰則

分科会長所属

和歌山県立医科大学

分科会連絡先

nishikaw@wakayama-med.ac.jp

メンバー数

3名

目的

 血液疾患患者診療における遠隔医療(同種移植後患者の遠隔LTFU、在宅輸血の見守りなど)の普及と診療報酬を検討する。

活動状況

2023活動状況2022活動状況

DtoD遠隔専⾨医相談システム分科会

英文名称

SIG Doctor to Doctor e-consultation

分科会長

⼭⽥ 裕揮

分科会長所属

株式会社Medii

分科会連絡先

h.yamada@medii.jp

メンバー数

5名

目的

 担当医がオンラインで専門医に相談できる遠隔D to D専門医相談のシステムを日本で普及させるために必要な技術やルールの策定を行ない、D to Dの遠隔医療の普及を目指すことを目的とする。

活動状況

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呼吸器遠隔医療分科会

英文名称

SIG Respiratory

分科会長

權 寧博

分科会長所属

日本大学医学部 内科学系呼吸内科学分野

目的

 呼吸器疾患のオンライン診療の課題を検討し、普及策を提案するとともに、妥当性の検証研究を推進し、保険診療の適正化やガイドラインの作成を関係学会と共同で行う。

活動状況

2023活動状況

遠隔医療の法規整等制度分科会

英文名称

SIG for Legal System of Telemedicine

分科会長

東福寺 幾夫1 肥塚 肇雄2

分科会長所属

1高崎健康福祉大学 2早稲田大学

目的

 遠隔医療が普及・推進するうえで障害になるものは2つある。
 第一に、医師法第20条の規定である。1999年12月に当時の厚生省医政局から発出された通知において「遠隔診療は医師法第20条等に抵触するものではない」との解釈が示され遠隔診療が進展するきっかけとなった。その後、数次にわたる厚生労働省からの通知の発出により、現在の遠隔診療やオンライン診療の実施基盤が徐々に作られてきた。すなわち、遠隔医療は医師法第20条の規定についての行政府の法解釈に依拠して成立しているのである。したがって、遠隔医療の普及・推進のためには、遠隔医療は医師法第20条の規定から解き放たれるべきである。
 第二に、遠隔診療やオンライン診療を持続的に運用するための経済基盤はきわめて脆弱であり、これも遠隔医療やオンライン診療の普及を妨げている障害として指摘できる。
 そこで、遠隔医療に関わる法規整や経済制度を検討し、提案することで遠隔診療やオンライン診療の一層の普及と活用推進を図ることを目的とする。

活動状況

2023活動状況

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