医療や介護の世界でも、パソコンやスマートフォンやタブレットなどの情報通信機器を用いること無しに業務が進まない時代となりました。ところが情報通信機器や電子メール、ウェブ、クラウドなどのサービスに詳しい人材はとても少ないのです。その一方で、サイバー犯罪者がランサムウェアで病院を攻撃する事件などが発生して、医療介護に従事する人々もサイバーセキュリティを避けて通れない時代となりました。
パソコンやスマートフォンやクラウドを医療介護の世界に取り入れるために、多くの企業が活躍しています。企業の人は技術に詳しいので、サイバーセキュリティについて支援を期待しますが、本当は全ての技術に詳しいわけではありません。医療や介護の現場への理解も不十分かもしれません。
みんな、サイバーセキュリティに弱ければ、私たちはどうすれば良いのでしょうか? 何もわからない不安な世界に放置されるのでしょうか?
実は、サイバーセキュリティの世界を少し知れば、医療や介護の現場のみなさんでも、サイバー犯罪から身を守ることができます。企業のみなさんも、医療や介護の現場の人々をお手伝いできます。
そのための第一歩として、私たち日本遠隔医療学会は第一回サイバーセキュリティ研修会を開き、みなさんに基本的な知識を提供します。 われわれ日本遠隔医療学会が案内しますので、サイバー世界の最初の一歩を踏み出しましょう。